0803  一本道

 彼が力無く笑ったように見えた。私にはどうしてあげることも出来ない。彼は自分の選んだ道を真っすぐ進むことに決めた。何処まで進んでも分かれることのない道。最果ての地で彼を待つものは希望か、それとも絶望なのか。私はただひたすら、彼の行く先に幸福な未来が待っているように願った。