0301  光の当たらない部屋

 考えれば考えるほど追い詰められて、現実は私の首を絞める。楽になれる日が来るのはいつのことか。私はいつこんな毎日から抜け出せるのか。
 どう考えても無理。光はまだ、射し込んでこない。



 0303  勇気の素

 君の囁きが私の耳をくすぐる。君は私が勇気を失うと、いつも耳元で優しく励ましてくれる。
 変なところで妙にプライドが高い私だけど、君には惨めな私も、泣き虫な私も全て見せられるから、今の現実から逃げ出したくなるほど辛くても頑張れるのです。



 0305  望んでも、なかなか手が届かないんだもの。

 あれもしたい、これもしたい、あれも欲しい、これも欲しい。
 いろんなしたいことや欲しい物があるけれど、夢なんて大それたものがないのはどうしてだろう。私は既に夢を叶えることを諦めているのか。それとも、欲張りな振りをしているだけなのか。



 0308  今、君の声が聞きたい。

 悪夢にうなされて目が覚めた。なんとも目覚めの悪い朝。
 私は君を裏切った。君にそれを言うべきか悩んだ。君はその日も優しかった。胸が痛かった。君は何て言うだろうか。泣くのかな。それとも怒るんだろうか。私は泣きたかった。君の悲しい顔が思い浮かぶ。胸が締め付けられる。
 目が覚めてそれが夢だと知った時、私は涙が出そうだった。そして、やっぱり私は君が大切なんだと改めて思った。



 0310  喧嘩の後

 これからもいろんなことがあると思う。一緒に泣いたり笑ったり、言い争ったり仲直りしたり。それでも最後には、「ずっと一緒にいたいね」とお互いに確認して、ギュッって抱き合ってキスをしたい。
 君は本当に真っ直ぐで、いつも一生懸命だから、私はそんな君をずっと見ていたいと思う。



 0314  いつでもいっしょ

 君が私のために一生懸命悩んでくれたんだと思うとなんだかくすぐったかった。君がくれた宝石を指で突く。透明に輝くムーンストーンはその衝撃で向きを変え、更にきらきらと光る。
 ずっと身に着けているから、君と一緒に居る気分になれる。



 0317  出口の見えない毎日

 どうしてこんなことになったんだろう。まさかこんなことになるなんて思っていなかったから、無駄の多かった過去を悔やんで歯軋りをすることしか今は出来ない。それでも、そんなことをしていても何も始まるはずもなく、寝れば夜は明けるし、お腹も空く。
 どんな毎日でも、私は生きていかなければいけないんだ。



 0318  そうやって生きていく

 信じても信じても裏切られて、そのたびに私は途方に暮れる。なんだか人を信用することが馬鹿らしくなってくる。それでも私は、やはり人を信用したいと思う。いっそのこと完全なる人間不信になれたら、もっと割り切って生きていけるのだろうけれど。



 0319  抜け出せないループ

 慌しくすぎていく毎日。一日一日をゆっくり振り返る余裕なんていない。
 帰宅して、やるべきことをやって、もう寝ないとまずい時間になって、しぶしぶ寝て、すぐに朝が来て、仕事に行って、終わったらどこにも寄らずに真っ直ぐ帰ってきて、味わう余裕もなく急いで夕食を摂って、またやるべきことをやる。その繰り返し。
 休日くらいは君と一緒にのんびりしたいというのに。



 0322  月の雫

 君がようやく探し当てたその宝石は、どこから見ても私好みで、私を喜ばせようと一生懸命それを探してくれている君を思い浮かべた。君は私に向かってこう言うだろう。
「君の喜ぶ顔が見たかったんだよ」
 だから私は、君がその言葉を言う前に喜びを笑顔にした。私は君がこの宝石を見つけてくれたことよりも、君が私のために一生懸命この宝石を探してくれたことの方が嬉しかったんだよ。
 夜空から滴り落ちた月の雫が私の耳たぶに着地するのは、もう少し先。



 0324  追いかけてくる影

 何かを感じる余裕がない。自分の思いを綴る余裕がない。何も考えられない、日々を振り返るゆとりもなく毎日が過ぎて行く。
 私を責め立てないで。自分で自分を責めるだけで、私はもういっぱいいっぱいなんです。



 0326  いずれ私の隣で眠る君へ

 私はきっと君に背を向けて眠るでしょう。けれど誤解しないで。背を向けているからといって傷付かないで。私が背を向けるということは、君に心を許しているという証拠。そうでなければ私は背中を絶対に見せないように仰向けに眠ることでしょう。
 だから私を背後から優しく抱きしめてください。君に包まれて眠りたいという私のサインを決して見逃さないで。



 0328  誰も助けてくれなくても生きていけるように

 本当に私は変なところでプライドが高い。今まで何度も邪魔だと思ってきたこのプライド。けれど、まだこのプライドを捨てることは出来ない。
 自分でなんとかしてみせるから、私は絶対に誰にも頼らない。



 0331  山あり谷あり

 とりあえずは一段落ついた。けれどまだまだ先は見えない。立ち止まることは許されなくて、少しだけでも休憩したい私は不満な顔をする。こんな毎日の繰り返し。
 けれど、こんな毎日を重ねながら、それでも私は生きているんだなあと思う。とにかく今は走り続ける以外にない。考えるのは後から。走れる時に走っておくしかない。