0401 春、爛漫。

 通勤電車から見える桜は6分咲き。私の頭の中は満開。春のマジック。



 0402 贅沢なサカナ

 「今夜ごはんを食べに行こう」とか、「お前にプレゼントしたいものがあるんだ」とか。

 いつも何かの理由を付けて私を誘うアイツは、相当腕の悪いフィッシャーマン。下心が見え見えだから、きっと釣られた瞬間に料理されちゃう。アイツはいろんなものを私の前にぶら下げるけど、私は絶対に釣られない。アイツはどんどん餌を豪華に変えていくけど、私は絶対に食いつかない。悪いけど、その程度の餌で私が釣れると思ったら大間違いだよ。顔洗って出直しておいで。

 「ファイナルファンタジーX-2を買ったんだけど、今度一緒にやる?」
 「やるー!」

 まだまだ修業が足りません。



 0403 アイデンティティー

 何故突き放すのですか。
 何が望みなのですか。
 私は何なのですか。
 君が信じれないのですが。
 もう少し近づきたいだけなのに。



 0404 私が私であるために

 私の喜怒哀楽は、我ながら驚くほどに激しくて、しかもそれは時間単位ではなく秒単位で変化して、「あれ、あんたさっきまで泣いてなかったっけ」と人に言われて初めてもう既に笑っている自分に気付いたり、「あれ、さっきまであんなに楽しかったのに」と自分で気付いた矢先、人にご機嫌斜めだねと指摘されたりするのだけれど、そんな「浮き沈みの激しい私」が私なんだから、これはもう一生抱えていかなければいけないんだろうなと思ったら、そんな自分のことが急に愛しくなってきたから、私はどんな「私」でも受け入れることに決めた。
 
これからもヨロシク「私」。



 0405 安物の女

 好きな人が興味を持っていることにはすぐに興味を持つ私だから、いつも「お前とは趣味が合う」なんて喜ばれる。相手に合わせて自分の好みを変えている訳じゃない。最初は特に興味を持っていなかったものも、次第に興味を持つようになっちゃうだけなんだ。

 でも、彼への興味がなくなったら、彼の影響で好きになったものに対しても興味がなくなる。これ厄介。だから私は「彼氏の好みに合わせて自分の好みを変える、自分の意志を持たない女」、なんて陰口を叩かれる。

 彼好みのいろんなものにまみれた私がその男への興味を失った瞬間、まるでメッキがポロポロと取れる安物のピアスみたいに私からたくさんの何かが剥げ落ちて、本当に彼に影響されたものだけが残る。あいつからはテレビゲームを。あの人からは椎名林檎を。彼からは言葉を紡ぐことを。彼等から受けた影響が今の私を作った原因の一つになっている。

 私は、今のこの私が気に入っているから、彼等とどんな酷い別れ方をしても、結果的には出会って良かったと思うことが出来ている。



 0407 どうしてくれるんですか。

 あなたの言葉の、あのフレーズの、あの部分。ほんの一言のその言葉が頭から消えない。、朝起きてから夜寝るまで、その言葉だけを考えてしまって、仕事も手につかない。自分が自分でいられない。私の頬は紅潮しっぱなし。
 これだから、欲求不満が解消されないんです。全部あなたの所為です。



 0408 この場所からでも届くはず

 私はずっとここから君にエールを送っています。
 涙で前が見えないけれど。
 君の姿も見えないけれど。

 私はずっとここから君にエールを送っています。
 がんばれ、がんばれ。



 0411 テキストサイトやってる人なんてさ

 ウェブ上で自分の書いた文章を公開する人なんて、みんな目立ちたがり屋だと思う。表面的な、ではなくて、内面的な、ね。文章でもって自己主張したい人ってのは、さ。

 テキストサイト運営、小説執筆、作詞、インターネットラジオをやってる私は、もしかしたら自己顕示欲の塊なのかもしれない。だってまだまだ足りないんだもん。もっともっと自己表現したくて仕方ないんだもん。

 共感してくれる人が一人でもいたら、私は絶対にやめることなんてできない。



 0412 毎日がハピディ

 なんか楽しいことないかなあ。それが口癖のように、毎日毎日不平不満をこぼしていた私だけど。
 きっかけは些細なことでした。ある人の一言で私はいきなりポジティブシンキング。じっと待ってたって、楽しいことあっちからやって来る訳がない。自分が毎日を楽しいものに変えなきゃ、と。いきなり180度。

 外は雨。けれど、心は晴れ。



 0413 語りたがり屋

 私がどんな人間で、普段どんなことを考えて、どんな活動をしていて、どんな体験をして、どんな色や食べ物が好きで、どんな恋愛をしてきて、どんなキスやセックスが好きで、今までにどんな過去を持っていて、この先どんな未来を望んでいているのか。今までどういう風に生きてきて、これからどういう風に生きていくか。そんなことをを語りたいのです。
 そんなの聞きたくないって言われても、私は自分を語りたいのです。文字で、言葉で。



 0414 ずっとキスしてたいなら、ずっとキスしていたいから。

 人がキスをする理由を何かの本で読んだことがある。それが本当かどうかは判らないけれど。
 食べ物の好みをお互いに理解するために、人はキスをするんだって。お互いの好き嫌いの違いを、キスによって知ろうとするらしい。だから付き合いが長くなって食べ物の好みが一緒になってくると、キスをしなくなっていくんだって何かで読んだ。
 そういう理由でキスをしなくなってしまうのなら、私は死ぬまで好きな人の食の好みなんて理解したくない。



 0415 甘えてばかりの自分にサヨナラしないと

 私はあなたのチカラを借りないと今以上の私になれないと思ってたから、今以上の私になりたくて、あなたに過剰に甘えてしまいました。もう本当に頼りっぱなし。私は私のチカラで、今以上の私にならなければいけないのにね。
 今になって、ツケがまとめて回ってきただけのハナシ。



 0416 二重人格

 私は二人いるのです。
 「私」という人間は、ポジティブな私とネガティブな私が二人で一つの体を共有して、代わる代わる表に出たり裏に隠れたりして「私」という人間を動かしています。

 平日。私は人前では弱音をほとんど吐きません。リアルの世界でポジティブな私が表に出ている時は、サイトを更新するのはネガティブな私の仕事。平日のテキストは暗めが多いのはその所為。この場所に誰にも言えないことを吐き出して、そのままリアルの世界には持ち出さないようにします。

 休日。私は外にほとんど出かけません。リアルの世界で誰とも交流を持てない時には、それまで表にいたポジティブな私は、リアルの世界で誰とも関われないのならウェブの世界で、と、サイトの更新を始めます。休日のテキストはネタっぽいことが多いのはその所為。ポジティブな私に取り残されたネガティブな私は部屋で大人しく小説を書いたり音楽を聴いたりしています。

 そのバランスが崩れると、休日なのにネガティブな私が表に出て暗いテキストを書いたり、平日なのにポジティブな私が裏に隠れてしまったりします。このバランスが崩れてしまったら、ちょっと危険。
 私にとってこのサイトを保つことは、今の自分を保つのと同義なのです。



 0417 世界中の人達が私から離れてしまわないように

 私は本当に我侭だから、私が本当の私で誰かに接してしまったら、きっと誰一人私のことなんて相手にしてくれなくなると思う。もしも本当の私を全面的に出したら、常識を超えた私の我侭にほとほと呆れて、きっとみんな最終的には私から離れていっちゃう。

 だから出来るだけ聞き分けの良いように、出来るだけ我侭は言わないように生きているのに、それでも我侭と言われてしまうから、私はこのまま本当の私を絶対に出さずに、私の中にこっそりしまっておこうと思う。

 私は一人ぼっちになんてなりたくない。



 0418 ヴァージンエクササイズ

 もうほとんど処女になってしまっている私が今度男に抱かれる時、私は、初めて男を知る少女のように恥らうことが出来るだろう。



 0419 側に来て、私の隣に居て。

 キミはいつも私から離れないように、私が部屋の中をウロウロするたびに後ろから着いてきて、私がトイレに行ってもお風呂に入っても一緒に居たがった。私が一人ぼっちで居られる時間がどんどんなくなっていって、正直、鬱陶しく思ったこともあるけれど、キミがいたから味わえた気分もあるし、キミがいたから経験できたこともある。

 もう鬱陶しくなんて思わないから、あの頃のようにまた私の後ろを着いてきて欲しいのに、そう思ったときにはもうキミがいないなんて、なんて皮肉なんだろう。



 0420 抱いてくれたらいいのに

 長い夢を見た。目を覚ますのを忘れてしまいそうになるくらい長い夢を。
 いつまで経っても思いが伝わらなかったあなたは突然私の夢の中に現れてきて、いくら擦り寄って行ってもあなたは私を非情に突き放した。夢の中でもあなたは私と交わることを拒んだ。あなたは綺麗な女の人と腕を組んで、どんどん歩いて行って、私はあなたたちがどんどん小さくなっていくのを涙を溜めて見守っていた。そんな夢。
私がまだ高校生の頃、あなたが一人でやってた深夜のストリートライブに行きたくても、あなたはそんな遅い時間に出歩くなと言って、決して私には歌を聴かせてくれなかった。一度だけ受話器の向こう側から少しだけ聴かせてくれたあなたの切ない声が、今でも私の耳に残っていたから、こんな夢を見てしまったのかもしれない。

 夢に出てくるのなら、せめて夢の中でだけでも抱いて欲しかったのに。



 0421 性欲の波が狂う

 鏡のように滑らかな水面に落とされた一滴の雫は波紋となって私の中に広がって行きました。小さな漣になり、それがさらに広がって、今や津波のように大きくなっています。

 この波が落ち着いて、再び静かになるのはいつになるのでしょう。それまで私はまた悶々とした日々を過ごさないといけないみたいです。



 0422 移り気な私

 何か新しいことをすぐに始めたくなる私は、本当に浮気性だと思う。何かに夢中になってても、他にターゲットを見つけたら、今まで夢中になってたことを投げ出して更に夢中になっちゃう。
 昨日思い立ったプロジェクトは私の中でむくむくと大きくなっていて、今取り組んでいることを投げ出してしまいそうな勢いまでになってしまっています。でも、今やらなければいけないことを先ずは消化して、それから次のステップに進まないといけないから、今はまだ計画を進めるだけに留めておいてますけど。
 いろんなことがやりたくて仕方がないんです。



 0423 呆然遅筆

 創作意欲がない訳じゃないんです。ううん、むしろありすぎるくらい。でも、きっとそれが原因じゃないかと思います。
 新作のプロットは次から次へと浮かんでくるのに、今現在書き進めている小説を書こうと思ってPCに向かうと、恐ろしいほどに進まないんです。ただぼーっとディスプレイを見つめて、気付いたら30分すぎてた、とか日常茶飯時。
 そんな自分に、我ながら呆然自失。



 0425 キミに触れられなくても

 私の涙は頬を伝って地面に落ち、大地の下で眠るキミの体を濡らす。
 私の頬を濡らした涙はゆっくりと蒸発し、空に昇ってキミの魂に届く。

 どんな形でもいい、キミに触れたいから、私は今日も涙を流す。



 0428 感情のままに

 泣き虫で、怖がりで、素直じゃなくて、だけど言いたいことをすぐ言っちゃって、すぐに落ち込んで、でも立ち直るのは割りと早くて、毒を吐いて、たまに甘えたりして、消極的だと思ってたら逆にすごく積極的な一面も持っていて、いろんなことをしてみたいくせに何もできないと諦めていて、それでもいろんなことをしてみたい願望は捨て切れていなくて、自分でも全然訳わかんない。

 そんな自分とはもう25年の付き合いだから、これからも変わらないんだろうなと思いながら、私は一日一日を消化していく。