0101 新年のご挨拶。

 明けましておめでとうございます。本年も、ココロノコエをどうぞよろしくお願いします。
 去年は自分本位の文章ばかり書いていて、読者の方を全く意識していませんでした。でも、ごめんなさい。これがココのスタイルです。今年も全く読者の方を意識しないで文章を書いていきます。お付き合いくださる方、ラヴ。



 0103 訣別の夜明け

 信念と呼べるほど強いものなのかどうかは判らないけれど。
 確かに世間にはいろんな考えを持った人がいて、自分とは違う意見を持っている人がたくさん存在して、そういう人達と同じ世界を生きている訳だけど、私が25年間で築き上げてきた私のポリシーは、どうやっても曲げることはできません。もしそれが解かり合えないのならば、その人とは決別するしかありません。
 ほら、あなたが以前言った通りだった。私はその時そんな風にはちっとも思わなかったけれど、今なら解かる。あなたの言った言葉の意味が。
 新年早々こんな話をしてもいいものかどうか判らないけれど。



 0105 天使の休息

 彼女のほっぺはマシュマロみたいにふっくらしていて、小さな手の平はモミジみたいに小さくて、体からはミルクみたいな匂いが漂っていました。彼女が呼吸するたびに私の耳に吹きかけられる吐息はホカホカしていて、私の心の奥を暖めてくれます。ミルクをたっぷり飲んで眠たくなるとすぐにご機嫌が斜めになって、大きな声で泣き出して私達を慌てさせる困った天使。
 君は泣くのが仕事。でも、今は少し休んで楽しい夢でも見ておいでよ。



 0106 毒でも、薬でも。

 テキストサイトを巡回してて頻繁に目に付くの言葉があります。「毒にも薬にもならない文章」。よくアバウトページなどに見かけるように思います。恐らくそれを書いている人は、所謂、便宜的な意味でその言葉を用いているのでしょうけれど。私もある時期まではそんなようなことを思って文章を書いていましたが、最近はそうでもなくなりました。

 此処は、まあ常連さんならご理解頂けてると思うのですが、本当に「私の心の声」のみで作られているサイトです。読者の方の意向なんてこれっぽっちも反映されてません。ある程度の配慮(それは言葉遣いだったり、表現方法だったり)はあるつもりですが、読み手のことは二の次だと言われても反論できないほどに、私が「自分のため」に運営している場所です。

 私の書く文章に共感した人がいるかもしれない。私の書く文章によって気分を害した人もいるかもしれない。だから、多くのテキストサイトで見かける『その言葉』は、このサイトには不適切なのです。

 「毒にも薬にもなる文章」
 そんなサイトでありたい。それが今年の抱負ということで。



 0107 星に願いを

 冬の星座が夜の闇に溶けて静かに輝くのを、私はあまり見ようとしていませんでした。今までは、空を見ながら何かを思う余裕なんてなくて、ただ疲れ果ててとぼとぼ歩いていただけ。けれど始業時間が1時間早くなったことで定時も1時間早まったので、帰り道に空を見ながら何かを考える程度の余裕が出来ました。
 空の上で私を見下ろしているキミを、これからは毎日見上げたい。



 0110 誰か私を生き返らせて。

 無気力な日々が続いていて、生きている実感がないここ最近。呼吸をしているだけのただの人形のように、日々を時間の流れに身を任せてふらふらと過ごしているように思います。
 コートを羽織って玄関を出ると冷たい風が吹いて私を冷やします。生きてる実感がするのはその時だけ。針に刺されるような冷たさの痛みだけ。その時だけは自分の体温を実感するのです。私は今、生きているのだと。
 ああ、気力が戻らない。



 0111 笑顔の行方

 ねえ、どうしてそんな顔をしているの。
 ねえ、一体なにが不満なのよ。
 ねえ、じゃあどうしたいの。
 そんな顔をされて目の前に居られたら、こっちまで元気がなくなっちゃうよ。
 いつも笑ってるあなたがいいんだって、みんな言ってくれてるでしょ。
 ほら、笑ってごらんよ。

 鏡の中の私に話しかけてみた。目の前の私が少しだけ笑ったように見えた。



 0112 キスよりも、セックスよりも。

 彼は吸いかけのタバコを灰皿に置いたまま、何かの作業を始めてしまいました。消しておこうか、と声をかけたら、お前が吸っていいよ、と言いました。間接キスなんて、この年だし、別に気にならないはずだったのですが、なんだかすごくドキドキしてしまいました。結局消しましたけど。
 キスもセックスも数え切れないくらい何度も経験しているのに、たかが間接キスでこれだけ緊張してしまうなんて、不覚。



 0114 どうせなら、燃え尽きたかった。

 本音を並べてきたつもりでも、私があなたに対して発した言葉のほとんどは、本音に限りなく近い建前だったのです。あの時全力でぶつかっていけば今頃どうなっていたのかと考えることもよくありますが、それはもう過ぎてしまったこと。
 今でも私の胸に残っている、言えない本音と、癒えない傷と。



 0116 誰が味方で、誰が敵。

 私のことを親身になって考えてくれる人だと思ってました。今まであなたは私の味方だと思っていました。でも私があなたの期待に応えられないと知ると、あなたは途端に私に対して急に刺々しく接するようになりました。私にしてみれば、まるで鋭い刃物を向けられたような衝撃。
 誰も信じられない日もあるんだってことに気付きました。私も、あなたも。



 0117 絶頂

 よく晴れた休日の、ぽかぽかで暖かい陽が射す窓際で、大好きな人の膝枕でゴロゴロしながら、私の髪をゆっくり優しく撫で続けられたら、私はもうそれだけでイクんじゃないかと思う。
 それが、今の私が一番欲する幸せのカタチ。



 0119 全部消えてしまえばいい

 ナイフで突き刺され、そのままグリグリと押し入られたかような痛みが、今でも私の胸の奥から消えません。
 私は本当に能天気でお気楽な女なので、私の言動や行動に対して誰かが厭な思いをしていたとしても、それに気付くことがなかなか出来ません。そういう人間であるという自覚はもっていたつもり。出来るだけ気をつけようとしていたつもり。でも結局は、つもりつもりで何にも変わっていなかった、自分勝手な私がいたのです。それを認めた時、私は愕然としました。
 もう暫くこの痛みをこのまま胸の中に留めておくから、君が味わったかもしれない胸の痛みを私も味わうから、どうか私のことを許してください。ねえ。



 0120 心に染みる空の色

 空が好き。あ、違うな。空を見ながら考え事をするのが好きなんだ。空の色を見てグラデーションを楽しんだりするのも好きだし、空を流れる雲を目で追うのも好き。
 私はボーっとするのが大好きなので、空を見ながら全く動かない時が多々あり、そういうときによく考え事をするのだけれど、そういう癖が子供の頃から全く消えないのです。席替えで窓際になったら、いつも外ばかり見てたからよく怒られてた。子供の頃は先生に。今では上司に。
 涙が滲むほどに眩しい夕焼けの空はこの年になった今でも心にまで染みてきて、私の視界を遮ります。だってホラ、今は空の上にキミがいるから。



 0122 疑問

 ねえ、恋ってなんですか?
 どういう気持ちになったらそれは恋なんですか?
 ライクとラブの境界線って何処なんでしょうか。

 恋なんて暫くしてないから、そんなことを聞かれても返答に困ってしまいます。自分が恋だと思ったら、それは恋なんじゃないかな。そんな適当な答えでは納得してもらえませんでした。だって、そんなものに答えがあるのなら、私の方が知りたい。



 0123 結論

 いろいろ考えるのが面倒だから、もう何も考えないことにした。もう、何かが見え出してから動くことにしました。



 0127 寒い夜だから

 雪でも混ざっているんじゃないかと思うくらいに冷たい雨が、街灯の小さな光をたよりに歩く私に容赦無く降り注ぎ、ただでさえ平熱の低い私の体温をじわじわと奪っていきました。空を見上げても星は見えず、白熱灯のオレンジ色の光が道を照らす夜。
 角を曲がると光が一切無い真っ暗な道が伸びていて、静かな闇が私のすぐ目の前まで迫っていました。怖くなって走って家まで帰ると、家に着く頃には、雨に濡れた冷えた体もいつの間にか温まっていました。
 こんなふうに温まるのもいいのかもしれないけど、やっぱり誰かの体温で温まりたい。



 0129 キセキ

 私達は、お互いが知らないところでそれぞれ生まれて、お互いが知らないところでそれぞれ生きてきた訳だけど。
 あなたと私が歩んできた軌跡。それはものすごい偶然の重なりの結果、こうやって交わって、私達は出会った。すごいことだと思わない? こんなに広い地球に生まれて、こんな偶然って。
 ねえ、解かる? これは奇跡なんだよ。



 0131 心の中と、窓の外。

 周りの雰囲気は和やかで時間はゆっくりと流れているのに、私一人が焦ってて、それこそ大して面白くもないドタバタコメディーでも見ているようで、我ながら滑稽だったりするのですが。

 もっと時間にゆとりが欲しい。そしたらもっともっと、精勤的にもゆとりが出来て、今の自分を見つめなおす時間も取れるのでしょう。後手後手になっている自分に気付きます。先手必勝で、なんでも早めに取り組んでおけば、こんなことにはならないんだけど。

 焦ってる私の心境をよそに、窓の外では雪がゆっくりと降り積もり、私に「のんびり行こうよ」と言っているのだけれど、今の私はその声に耳を傾ける余裕はなく、やっぱり今日も慌てながら一日を過ごすのです。